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2024年11月24日
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花丸6話で(悪い意味で)割と重傷な件。

2016年11月07日
●ついったに垂れ流してたんですが、読みにくいかなと思ってこっちにまとめてみた。
 まさかこんなに解釈違いのオンパレードされるとは思わなかった……。

 たたんでます。



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6話まで
6話前半
6話後半

まずはじめに。
 書いてる人は舞台化というコンテンツ展開とは本当に和睦できない輩です。
 そして公式あっての二次創作だから公式は絶対だって言うのは確かにそうだと思うんだけど、でもそうすると某BASARAは4とか皇とか伝みたいなのを、公式であるがために全て是としなきゃならなくなるわけで。

 でもそれはちょっと違うんじゃないのかなと思うんですよ。公式だってある程度軸をもって、ぶれないでやって欲しいとは思うんです。
 つまり何が言いたいかというと、花丸でJEの二の舞いに陥るとは思わなかったってことです(これはBASARA通ってきた人にしか通じないだろうけど)。

 作画が良いだけにしんどい。威力がでかい。
 わたしは、公式からのコンテンツ展開ってのは、願わくば公式の隙間を埋める存在であってほしいけれど、その情報ってのは公式を超えてほしくないと思っている。公式で書かれていない、刀剣男士たちのオフを中心に花丸が書く、っていうのは良い。

 だからとても期待していたんだ……。
 花丸6話までの中で最初にキたのは2話? でのニキ→主の呼び方。舞台で「薬研は主本人の前以外に大将呼びをしない」的な設定があるのはTL見て知ってはいた。それを公式であるように花丸でしれっと出されたのがすげぇ嫌だった。

 別にそういう設定があっても良いんだけど、さも最初からそうでしたって顔されるのが嫌。そういう部分、わたしこころすげぇ狭い。順番は大切。アニメが先ならまだ良い。ゲームと次元が同じだし、声も同じ。同一視できるコンテンツだから。でも舞台コンテンツはそうじゃない。声が違ったらベツモノ。
 でもまぁこのあたりはわたしが舞台化コンテンツが嫌いだからってのが大きいと思うけどすっきりしない。

 
 先週の大倶利伽羅くんも、演練に対して「馴れ合いそのものだ」と口にする彼が、 あの茶番(ごめんなさい言葉悪いけどわたしにはそう思えて仕方ない)に、あそこまで付き合うとかどんだけ寛大なの? 鍛刀(かどうかは判らんけど)時にバグでも起きたの?? てくらいにはショックだった。

 あと歌仙ちゃんは本人がいない部屋にまず勝手に入ったりしないし(余程急ぎの用があるとか(あっても雅を重んじる彼は品のないことはしないと思っているのでそれをするのは本当に緊急時だと思う))、他人のクロゼット勝手に開けたりしない。絶対にしない。あと愛染のTシャツは着ない。

 光忠が「格好良く在ること」を重んじていて、でもそのための努力を見せることは粋じゃないと思っている(と、わたしは思っている)ことを、知っているならなおしないと思う。それは雅以前に礼を失する行為。マナー違反。
 だから光忠はあそこで怒るべきなんだよ。苦言をこぼして良い。
 怒るってエネルギ使うし、そこまで光忠が周りに関心…いや執着かな。を――持っていないなら怒りはしないかもしれないけれど、でも牽制というか圧力はかけていいと思うんだよね。そのくらいはしそうな気がする。
 最終的に「なるほど…そういうことなら理解はできるけど――」て許容するのであっても、「できれば事前に断ってほしかったな。僕、本丸にいたんだし」くらいは刺して良い。むしろすべき。
---
 という、先週の鬱屈がね…残ったままでね……。
 6話。まず嫌な予感がしていたんですよ。


<a name="2">●6話前半
 花丸の長谷部くんはすごく…すごく主に対して盲目的だよね…あれで過重労働って言われたら世の中の社畜に怒られるんじゃないか……。
 でも「出不精」とか「歴然たる運動不足」とか、突然乱暴な言葉が出ちゃうの間は主の前で一人称が「俺」な長谷部くんぽいと思えなくもない。というか思ってやってるのかなと思えなくもない、くらいかな。うん。

 でもパニクってるの差っ引いても、長谷部くんの物言いだと、「主お世話係」って「飼い主と何が違うの?」てなるんだよね…
 我に返ってニキのところに行く長谷部。これはもう予告出てる時点で思ったけど、2205年なんだよね? あの段箱から察するに外から少なくとも荷物は届くんだろう?
 何でその時代の医学に頼らないんだ……?
 人を呼べないにしても通信手段は今より充実しているわけだから症状伝えて薬を届けさせるくらいはできるんじゃないか?(一応政府公認機関なんだろうし(極秘裏だろうけど))
 というツッコミをね…せずにいられなくてですね……。
 なんつーか、そういう矛盾が起きないようにーとかいう配慮? 気遣い?? みたいなのを感じないんだよね花丸は。ワク――舞台装置がすっげぇ緩い気がする。わたしは同人書くときハコをきっちり作りたい派なのでちっょと信じ難い。そういう部分の折り合い(書かれてない設定)ってどうなってるんだろうって、すごく気になる。良くも悪くも。

 話を戻して薬を煎じるのに必要な薬草がないというニキに、半ば逆ギレ状態の長谷部…落ち着け(てかあのよろず屋売ってないものあったんだな……)。
 そして取りに行くっていう長谷部に対してサンシュユの伝来の歴史を語るニキ…マイペースか。江戸時代と聞いて江戸で探そうと言い出す長谷部…何故江戸???

 人の話を最後まで聞け(それだけ慌てている、ていう強調描写なのかもしれんけど)。
 ていうか江戸時代からもってきちゃったらそれ歴史干渉だよね?
 ゲームの7面回想で江戸に買い物に行っちゃうのもどうなのかと思ってるんですが、花丸は時代干渉意識が低すぎて心配になる。
 あと図鑑破って渡しちゃうの、TLで「雅じゃないニキらしさを感じた」って言う声も見たが、わたし最初見落としてたんで気づかなかったんですよ。改めて見たらたしかに破ってた。

 刀剣男士たちはあくまで獲物が依代で現存している面々は実在するモノが本体だと思うんですよ。まぁでもこれは解釈の範疇だから違うかもしれんけど。
 でも、付喪神ってモノに宿るカミサマだよね。本を破るって行為は、モノを大事にしてないし、本体が現存しない(と思われる)ニキは、わたし個人としてはそういうことしないと思うんだ…それは雅とか雅じゃないとかいう話じゃない。ここにきて花丸ニキと解釈違いが勃発してしまった。

「ものは大切に扱おう」
「本を破ってはいけないよ」

 こんなのヒトならそれこそ未就学期に言われることじゃない。なんでメモをして渡すのではいけなかった? 4話のカメラをここで小道具にしては何故いけない??
 すごくもやっとした。
(余談だが真田丸見て松さまの記憶喪失→出雲の阿国に拾われたネタが、まさかあそこで伏線に使われるなんて思わねぇよ痺れるな三谷さんマジ天才だこのヒト…って思いをして花丸に来たからほんと、そういう小道具を後で活かすって見せ方すりゃいいのにって思わずにいられなかったんですよ)。

 ニキの「大雑把」で「雅が解らん」演出は、たとえば書いたメモを切り取ったときに切れ端がすっげぇ汚いとかそういう「見た目の綺麗さを追求しない」ところでは何故いけなかった。
 あ゛ー…今見返してそこがすごいもやっとする。ニキはここまで割と許容できると思ってたんだけど今回のあれはだめ。

 
 そんで土間に移動。
 何で光忠土間にいるの?
 別に食事の支度してるわけではないよね(食器も食材もなにもない)。うどんの仕込みも既に終えて寝かせてある。
 長谷部くんに呼び出されたの?

 ……とりあえずそこも置いといて。
 長谷部くんがさらっと何を食べ「させ」れば良い、て言い方したのがまたさ…飼い主なの? となり。
「させる」って使役の助動詞だよ? 長谷部は主に対して敬語を使い切れない奴だけど(主に対する一人称から察するに)、そういう物言いはしないと思いたい。
 あと光忠は長谷部くんの「わかった」って呟きを「ハタ」と空耳したの? あの流れがいまいちよく判らん。 

 ていうかお前…先週であんだけ郷土愛見せつけながら、何でそこで温麺推さないんだよ!
 てなったけどそれはわたしがBASARAで伊達主従を愛で右目を御贔屓にしていた所為かもしれんけど。

 ……で。
 あれは何なの?
 うどんミュージカルとか言われてたけど…ほんと、こっから前半終了までが苦行だった。
「♪フンフン? ♪フンフフンフン?」て「♪粉粉? ♪粉ふ粉粉?」なのかなとかくだらんことを考えて現実と向き合う。
 これさー…ニキの主呼称もそうだけど、アピる層を限定してるのではないか?
 とかヒネたくなる。

 刀ステ? 刀ミュ?? の円盤を中毒のように繰り返し見てチケット争奪戦に一喜一憂している層へのアピールなの???
 て思えて仕方なくて、それがとてもキツかった。
 舞台化というコンテンツ展開をとても快く思っていない人間なので、声も同じで作画がいいだけになんかすげぇ抉られた。

 わたし燭へしもへし燭もイケるクチですが、それでもあれは辛かった。光忠が無駄に良い声で辛い(褒めてない)。

 ところでうどんの具。
 油揚げは豆腐を薄く切ったのを油で揚げてあるんだぞ…揚げ物だからな…消化が悪いって気付けよ(というか空気を読めそこは)。
 卵はまぁ…年の功なのか??

 なんかもうほんとうどんミュージカルで抉られて荒んでたから、
 鳴狐withお供の狐→油揚げ
 て流れも「同人かよ」って地味にイラァとなってしまった。

 ――で。
 油揚げ切りながら涙をこぼす長谷部…え゛、突然どうしたの?? あ、ネギ? ネギ切ったから??(混乱)
 
 主に盲目的過ぎる長谷部は割と解釈違いです(今更感)。
「主…死ぬなッ……!」
 て言う長谷部くんの口調も解釈違いだった。ハセベクンハソンナクチノキキカタシナイ。
 長谷部くんの敬語が不自由っぽく見えるのは、対主に対して一人称を「私」にできない一点だけなんだよ。丁寧語で喋るし敬語も使う(「御随意にどうぞ」とか「まだいけますが…」とか)。タメ口使ったことなんかない(と思うんだけど漏れてるだけというか記憶違いだったらすみません)。

 できたうどんを味見するにっかりさん。
 播州うどん…播州うどんは食べたことないから食感が想像できない。

 閑話休題。
「黒田家に仕えた」って言い方がなんかしっくりこない。今でこそ人の姿だがお前たち本来はただの武器だぞ? 仕えた、てヒトじゃないんだから…所有されたとか、黒田家にあったとか、そういう…もっとこう……。

 て思ってるうちにやっと前半終了。一体何の茶番だったんだ……?
(未だによくわからない)。


●6話後半。

 満身創痍で迎える後半。
 とりあえずわたしは前半見終わって、アニメは割と時代とかキャラ解釈とか緩いんだなっていうか、公式をベースに掘った感じはしないなってちょっとがっかりした。公式・非公式含めてウケる描写を探して「こういうのが見たかったんだろ?」されてる気さえしてしまう。
 それは穿ちすぎなのかもしれないけれど、そう感じられてしまうくらいにはちょっといろいろ…ひどいなと思った

 後半は遠征編。
 江戸の調査って…むっちゃんが言ってることはわざわざ時代遡行してまですることなのか?
 文献で調べりゃ済むLvじゃないの? てかそんなこと今更調査してどうするの??
 ていう、遠征というシステムの解釈違いが発生して割と戸惑う。

 江戸時代の調査…が任務の遠征って、「公武合体運動」?「天下泰平」?
 遠征って、遡行軍の歴史干渉形跡がないかを調べるんだとばかり思っていたんだよね…あるいは遡行軍のポイントがある箇所で、その拠点潰しと資材奪取をして大事になるのを避けるというか……。
 えぇ、まったく違いましたね。

 でもそれはまぁ解釈の範疇ってことで、解釈違いでいいんだけど。
 しかし、だ。
 主のためとは言え任務を放棄しちゃいけないと思うのよ。「調査しないとだめかな」って、「駄目に決まってんだろう」と言い返したい。せめて二手に分かれてとか、調査だけでいいなら一人が請け負ってとか。
 おまえら資材なかったら手入れできないんだぞ?!
 て、知らないのかな???
 てなったんだよね…うん。
 むっちゃんもさ、報告書偽造するってだめだろ??
 一応公文書の扱いになるんじゃないのか(バックグラウンド的に)。ますますあかんやつじゃないのか……。

 そのあたりはまぁそもそも遠征の解釈違いがスタートなのでどうにもならんかから置いとくとして。

 博多くん。
 ……博多くん、さ。
 株発言は我々同人かきの領分で、公式でやるもんじゃないと思うのよ。
 なんつーか同人で当たり前のようにかかれるものを公式が追認したみたいですごく嫌。
 御手杵くんの蜂の巣突いてさぁ大変からの、博多くんのサービスショット……。

 あれさ
 ほんとさ

 かわいいとかショタにこだわりのあるヒトの描写に違いないとかTL見ると好意的に受け取られててわたしはまた驚いたわけですが、わたしがショタ萌えしないからかもしれんけど、やり過ぎでは? いちにいに御覚悟されるLvじゃない? マジで。
 光忠にキメ顔させるのとはわけが違うと思うのよ。
 山伏さんは体格差を考えた方が良い…しっかり持つって、体重差+高低差考えような??
からの、なんか突然のシリアスシーン。
 この言い方だと博多くんは、本丸に来て日が浅いために馴染めずにいる、てことになるよね……。
 あんだけ粟田口の兄弟がいて、それでなお「本丸の一員になれている実感がない」とか…花丸本丸の闇をチラつかされているようでなんかもやっとする。


 むっちゃん&安定のターン。
 本当に、時代干渉意識が低すぎて心配。その熊殺したら歴史干渉だよ? そこちゃんとわかって???
 その熊殺したら未来に渡ってその子孫がいなくなるってことなんだぞ?
 動物学に詳しくないからあの熊がなんて種類なのかは判らんけど、もしかしたらそのことによってその熊の種族が絶滅してしまうかもしれない可能性だってあるんだぞ??

 そんなわたしの心配を余所に、熊に語りかけるむっちゃん…熊と和睦するむっちゃん……。
 なんとか突然イイハナシダナー……
 からの博多くんのがめつい発言はほんと…ほんと台無しだからやめれ…………

 ――ところでザル何処にしまってたの???
 
 
 で、本丸に戻ってきて遠征組がサンシュユを薬研に渡して薬を依頼し、長谷部が主にうどんを提供しにいったところと重なるってことは(この時間が行ったり来たりする描写花丸好きだよね…わかりにくいからわたしは嫌いだけど)、なんだかんだで長谷部2時間もうどんつくってたことになるな??

 タイトル回収かまさかの海パン……
でも「主はみんなのために みんなは主のために」って、だから光忠は今回金八先生なの?? 何なの???
「この本丸はめでたいね」ってタイトル回収がまさか光忠のセリフだとは思わなかったけど、あの文脈だとあんまり好意的な意味に聞こえない……。

 そしてたくさんの隠喩…暗示? が込められていたらしいED。
歌謡集はキャンセルできるけどまぁ別に持っててもいいかなと思うんだが、DVDは心底キャンセルしたいです。
いちにいと日本号さんは見たいけど、見ない方がシアワセなんじゃないかなという気はしてきている。辛い。


---
 以上です。
 吐き出してちょっとすっきりした。
 すっきりしたけど本当にもうあれは何なんだ?

 とりあえずわたしは花丸スタッフが意図した層の視聴者ではなかったんだなということが今回でとてもとても良くわかりました。



 ※慰め合いは望むところですが争うつもりはありません。
  →Web拍手とか置いてみる。
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